不測の事態に備える!

現在、日本各地で災害が発生しています。地震や、大雨による河川の氾濫、災害レベルの異常な熱波による熱中症など報道があるたびに心が痛み自分たちの無力さを実感します。被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

私たち有恵会病院も平成30年6月18日午前8時頃、大阪北部を震源とする最大震度6弱の大地震を経験しました。幸い新しい建屋であったので大きな被害はありませんでした。しかし、病院内の全スタッフが混乱してしまったことは事実です。そのことを教訓とし、災害マニュアルの見直し、設備・機器の検討など今後いつ起こるかわからない災害に向けて対策していきます。

災害マニュアルの見直し

今までも災害マニュアルはありました。しかし、大阪北部を震源とする最大震度6弱の大地震を経験した時、全く機能せず、現場は混乱し、情報は錯綜し、患者様をも不安にさせてしまったかもしれません。このままではいつ起きても不思議ではない「南海トラフ巨大地震」や今回の余震などが起きた時、対応が困難になると思い知らされました。そのため現在の災害マニュアルを実践レベルまで落とし込み対応できるように見直しをしています。

入院中の食事の確保

災害用として食料を備蓄してあります。大阪北部を震源とする最大震度6弱の大地震時は一部スタッフが出勤できないなど調理ができなくなりましたが、備蓄食料を使用し食事の提供をする事が出来ました。幸いすぐに調理は再開され普段の食事に戻りましたが、何らかの原因でストップが長引いても食事を提供し安心して入院生活を送れるように対策しています。

水の確保

この病院は入院患者様も透析患者様も多くいらっしゃいます。その中で水の確保は重要です。今回も地震発生後ライフラインの供給ストップがありました。しかし、当病院では地下水を確保し、市水から切り替えるだけですぐに水を確保出来るようになっています。そのため、水がストップしたため透析が出来ないということはありません。
(今回はその切り替え方法が初めてだったため戸惑いましたが現在は施設管理スタッフ全員が出来るようになりました)

透析患者様専用災害対策マニュアル

上記のように水の確保は重要ですが、その他不測の事態に備え透析患者様専用の災害マニュアルを作成しお渡ししています。透析を出来るかどうかは命に直結するため非常に重要です。東日本大震災や熊本地震でも「透析難民」と言われ透析が実施できずに死者も出ています。そんなことが極力起こらないようにあらゆる角度からシミュレーションし対策をしていきたいと思います。

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